(2008/05/09)
全国地質調査業協会連合会(全地連、瀬古一郎会長)は、公共事業の発注者などが個々に持っている地質データを集約するポータルサイトの構築を進める。国土交通省が「国土地盤情報検索サイト(kunijiban)」を開設し、ボーリングの生データ(XML)の公開を始めたことから、今後は地方自治体などでもボーリングデータの公開が進むと予想。将来的には、クライアントが望む情報を検索・加工・提供する有償サービスの実施につなげる。
ボーリングデータは災害対策の計画立案や災害発生時の緊急対応はもちろん、土壌・地下水汚染対策や建設工事の地質リスク回避に不可欠な基盤情報。
このため、国交省はことし3月28日に「国土地盤情報検索サイト」を開設。道路・河川事業に伴って集積された関東地方整備局管内のボーリング柱状図約1万3000件と九州地方整備局管内の同1万4000件(08年3月末現在)の生データ(XML)の公開を始めている。
全地連では、地質情報の「総合窓口」としてのポータルサイト構築とともに、位置座標の相互照合や、国・地方自治体・企業向けのカスタマイズも視野に入れたサービスづくりを急ぐ考えだ。
(建通新聞抜粋)